ユニバーサルアクセス
Ubuntu 18.04 は、さまざまな障害や特殊なニーズを持つユーザーをサポートし、一般的な支援機器と連携して動作する支援技術が備わっています。トップバーにユニバーサルアクセスメニューを追加することで、簡単にアクセシビリティ機能を利用できます。
視覚障害
ロービジョン
- キーボードのカーソルを点滅させる — 挿入位置の点滅や、点滅速度の設定を行います。
- コントラストを調節する — 画面上のウィンドウやボタンの鮮明さを変更して、より見やすくします。
- 画面の文字の大きさを変更する — より大きなフォントを使い、文字を読みやすくします。
- 画面を拡大表示する — 画面を拡大表示して見やすくします。
聴覚障害
- 警告音の代わりに画面をひらめかせる — 視覚警告を有効にして、警告音が鳴ったときに画面もしくはウィンドウをひらめかせます。
運動障害
マウス操作
- キーパッドを使ってクリックやマウスポインターの操作を行う — テンキーでマウスを操作するためにマウスキーを有効にします。
- マウスやタッチパッドの速度を調節する — マウスやタッチパッドを使うときのポインター速度を変更します。
クリックとドラッグ
- ダブルクリックの間隔を調節する — ダブルクリックするために必要なマウスボタンのクリック速度を設定します。
- ホバーリングでクリックを代替する — ホバークリック (自動クリック) の機能を使い、マウスを静止させることによりクリック動作を行う。
- 右クリックを代替する — マウスの左ボタンを長押しすることによって右クリック動作を行います。
キーボードの使用
- リピートキー入力を管理する — キーを押したままにしたときに文字を繰り返し入力するのを防いだり、リピートキーの間隔および入力速度を変更したりします。
- オンスクリーンキーボードを使用する — オンスクリーンキーボードを使用して、マウスやタッチスクリーンのボタンクリックでテキストを入力します。
- キーボード操作 — マウスなしでアプリケーションやデスクトップを使います。
- スローキーを有効にする — キーを押してから画面に文字が表示されるまでの間に時間差をもうけます。
- バウンスキーを有効にする — 同じキーをすばやく押した場合は無視します。
- 固定キーを有効にする — キーボードショートカットを入力するのに、同時に必要なキーをすべて押すことなく、1 度に 1 つのキーで行う。