キーパッドを使ってクリックやマウスポインターの操作を行う
マウスやその他のポインティングデバイスを使うのが困難な場合は、キーボードのテンキーパッドを使ってマウスポインターを操作できます。この機能はマウスキーと呼ばれています。
キーパッドとは、キーボードの数字キーを一纏めにしたものです。通常は四角の格子状に並んでいます。お使いのキーボードにキーパッドが無い場合 (ラップトップ用キーボードなど)、ファンクション (Fn) キーを押しながら、キーボードの何か別のキーをキーパッドの代わりとして使う場合があります。この機能をラップトップ上でよく使うのであれば、外付けの USB キーパッドや bluetooth の数値キーパッドを購入するとよいでしょう。
キーパッドの各数字は移動方向へ対応しています。例えば、8 キーを押すとポインターは上に移動し、2 キーを押すと下に移動します。5 キーでクリックができ、素早く2回押すとダブルクリックとなります。
多くのキーボードには メニュー キーと呼ばれる、右クリックの動作をする特殊なキーが付いています。しかしながら、そのキーはキーボードのフォーカスがあたっているものに対して反応するのであって、マウスポインターの位置は関係ないことに注意してください。5 キーを押したままにしたり、マウスの左ボタンを使ったりして右クリックを行う方法については、右クリックを代替するを参照してください。
マウスキーを使っているときにキーパッドで数字入力をしたい場合は、Num Lock をオンにしてください。ただし、Num Lock がオンになっているときはキーパッドでマウスポインターを操作することはできません。
キーボードの上部に並んでいる通常の数字キーでは、マウスポインターを操作することはできません。キーパッドの数字キーだけが使えます。