ファイルプロパティ

ファイルやフォルダーに関する情報を表示するには、アイテムを右クリックしてプロパティを選択します。アイテムを選択して Alt + Enter を押すことでも、情報を表示できます。

ファイルプロパティのウィンドウでは、ファイルの種類や、サイズ、更新日時などの情報を確認できます。こうした情報がよく必要になる場合は、一覧表示の列アイコンの見出しに表示することができます。

基本タブの情報については以下で説明します。アクセス権開き方のタブもあります。画像や動画など、特定の種類のファイルについては追加のタブがあり、幅や高さ、再生時間、コーデックなどの情報を確認できます。

基本プロパティ

名前

この欄を変更することで、ファイル名の変更ができます。プロパティウィンドウ以外でも名前の変更は可能です。ファイル、フォルダーの名前を変更するを参照してください。

種類

これは PDF や OpenDocument、JPEG 画像などのファイル形式を見分けるのに役立ちます。数あるアプリケーションの中でどれがファイルを開くのかは、ファイル形式によって決まります。例えば、音楽プレイヤーで写真を開くことはできません。このことについては別のアプリケーションでファイルを開くもご覧ください。

ファイルの MIME 型が括弧内に表示されます。MIME 型はファイルの種類を示すのにコンピューターで使用される標準的な方法です。

内容

この欄は、ファイルではなくフォルダーのプロパティを参照する場合に表示されます。フォルダーに含まれるアイテムの数を確認するのに便利です。フォルダーが内部に他のフォルダーを含む場合は、内部の各フォルダーは1件として数えられ、さらにそのフォルダーの内部にもアイテムがあればそれらも計上されます。各ファイルも1件として数えられます。フォルダーの中身が無い場合は、無しと表示されます。

サイズ

この欄は、フォルダーではなくファイルを参照する場合に表示されます。ファイルのサイズに関するこの情報は、該当のファイルがディスク領域に占める大きさを示します。この欄は、ファイルをダウンロードしたり、Eメールで送信したりするのにどれくらい時間が掛かるかの目安にもなります (大きなファイルは送受信に時間が掛かります)。

サイズの表示単位は、バイト、KB、MB、あるいは GB になります。後者3つのいずれかの場合は、バイト単位でのサイズも括弧内に表示されます。厳密には、1 KB は1024バイト、1 MB は1024 KB (以下、同様) となります。

親フォルダー

各ファイルがコンピューターのどこに配置されているかを、絶対パスで示します。これは、お使いのコンピューターにおける、ファイルの一意な「アドレス」となるものであり、そのファイルを見つけるのに通過する必要のある一連のフォルダーで構成されています。例えば、Jim が Resume.pdf という名前のファイルを、彼のホームフォルダーに置いているとすれば、親フォルダーは /home/jim となり、ファイルの場所は /home/jim/Resume.pdf となります。

空き容量

これはフォルダーだけに表示されます。そのフォルダーのあるディスクにおいて利用可能なディスク容量を示しています。この情報は、ハードディスクが一杯になっていないか確認する場合に便利です。

アクセス日時

最後にファイルを開いた日時です。

更新日時

最後にファイルの内容を変更したり、保存した日時です。