ファイル、フォルダーの名前を変更する
他のファイルマネージャーと同様に、ファイル (ファイルマネージャー) を使ってファイルやフォルダーの名前を変更できます。
ファイル、フォルダーの名前を変更する
アイテムを右クリックし、名前の変更を選択するか、あるいはファイルを選択して F2 キーを押します。
新しい名前を入力し、Enter キーを押すか変更をクリックします。
プロパティウィンドウからファイルの名前を変更することもできます。
ファイル名を変更する時は、ファイル名の前半部分だけが選択されており、拡張子 (.以降の部分) は選択されていません。通常、拡張子はファイルの種類を示しており (例えば、file.pdf は PDF ドキュメントである)、拡張子を変更することはあまりありません。拡張子も変更する必要がある場合は、ファイル名全体を選択し、変更してください。
誤って違うファイルの名前を変更してしまったり、あるいは、名前を付け間違えた場合は、名前の変更を元に戻すことができます。操作を取り消して前の名前に戻す場合は、すぐにツールバーのメニューボタンをクリックして元に戻す:名前の変更を選択するか、Ctrl + Z を押して前の名前に戻してください。
ファイル名として有効な文字
ファイル名には、/ (スラッシュ) を除いて、任意の文字を使用できます。しかしながら、ファイル名の条件としてより厳しい制限のあるファイルシステムを使用するデバイスもあります。そのため、ファイル名として次の文字を避けることが最善とされています。|, \, ?, *, <, ", :, >, /.
. で始まる名前を付けると、そのファイルをファイルマネージャーで表示しようとしても、表示されません。
よくある問題
- ファイル名がすでに使われている
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ひとつのフォルダー内に、同じ名前のファイルやフォルダーを複数配置することはできません。作業中のフォルダーですでに使用されている名前を付けようとしても、ファイルマネージャーがそれを禁止します。
ファイルおよびフォルダーの名前は、大文字/小文字を区別します。例えば、File.txt と FILE.txt とは、異なる名前として扱われます。このような名前付けは可能ですが、推奨されません。
- ファイル名が長すぎる
ファイルシステムによっては、ファイル名に (アルファベットのみで) 255 文字しか使用できないことがあります。255 文字の制限は、ファイル名とファイルパス (例えば /home/wanda/Documents/work/business-proposals/…) も含みます。そのため、できるだけ長いファイル名やフォルダー名は避けるとよいでしょう。
- 名前変更のオプションがグレーアウトされている
名前の変更のオプションがグレーアウトされている場合は、そのファイル名を変更する権限が無いということです。保護されたファイルの名前を変更すると、お使いのシステムが不安定になるおそれがあるため、そのようなファイルの名前変更には注意してください。より詳細な情報については、ファイルのアクセス権を設定する を参照してください。