ログアウト、電源オフ、ユーザー切り替え

コンピューターを使い終わった後は、電源を切ったり、(節電のために) サスペンドしたり、電源を入れたままログアウトしたりできます。

ログアウトあるいはユーザー切り替え

お使いのコンピューターを誰か他の人が使用できるようにするには、ログアウトしてもいいですし、あるいはログインしたままでユーザーの切り替えを行うこともできます。ユーザー切り替えを行った場合は、使用中のアプリケーションはすべて起動したままになり、ログインしなおせば元のままの状態になっています。

ログアウト、あるいはユーザーの切り替えを行うには、トップバーの右側にあるシステムメニューをクリックした後、ユーザー名をクリックして適切なオプションを選択します。

ユーザーの切り替えの項目は、システムにユーザーアカウントが複数ある場合にのみメニューに表示されます。

画面のロック

コンピューターからちょっと離れる場合は、画面をロックして、誰か他の人がファイルにアクセスしたり、アプリケーションを実行したりできないようにすることを推奨します。戻ってきたら、ロック画面のカーテンを上げ、パスワードを入力することでログインし直すことができます。画面をロックしていない場合は、一定の時間が経てば自動的にロックされます。

画面をロックするには、トップバーの右側にあるシステムメニューをクリックした後、メニューの下部にあるロックボタンを押します。

画面をロックしている間は、パスワード入力画面の別のユーザーでログインをクリックすれば、他のユーザーがその人のアカウントでログインすることが可能です。その人が使い終われば、またあなたがログインしなおすことができます。

サスペンド

節電するには、コンピューターを使っていない時にサスペンドしてください。ラップトップをお使いであれば、蓋を閉じると GNOME が自動的にコンピューターをサスペンドします。その時の状態をコンピューターの記憶装置に保存し、コンピューターのほとんどの機能をオフにします。サスペンド中でも、ほんの少しの電力は使用されます。

コンピューターを手動でサスペンドするには、トップバーの右側にあるシステムメニューをクリックします。そこから、電源オフボタンを長押しするか、あるいは Alt キーを押しながら電源オフボタンをクリックします。

電源オフ、再起動

完全にコンピューターの電源を切る、あるいは再起動する場合は、トップバーの右側にあるシステムメニューをクリックした後、メニューの下部にある電源オフボタンを押すと、再起動または電源オフを行うダイアログが開きます。

他のユーザーがログインしていれば、コンピューターの電源を切ったり再起動したりすることはできないでしょう。他のユーザーのセッションを終了させることになってしまうからです。あなたがシステム管理者であれば、電源を落とすのにパスワードを求められることもあります。

バッテリーが手元にない状態でコンピューターを移動させたい場合や、バッテリーの残量が少なかったり、うまく充電できない状態の場合は、コンピューターの電源をオフにするとよいでしょう。電源をオフにすると、サスペンドよりも消費電力が少なくなります。