ウイルス除去ソフトウェアは必要ですか?
Windows や Mac OS では、ウイルス除去ソフトウェアを常に実行していたと思います。ウイルス除去ソフトウェアはバックグラウンドで動作し、ユーザーのコンピューターで問題を引き起こすウイルスがいないかどうかを定期的にチェックします。
Linux 用のウイルス除去ソフトウェアは存在しますが、おそらく使用する必要はないでしょう。Linux に影響を及ぼすようなウイルスは現在でも滅多にありません。Linux は他のオペレーティングシステムと比べてあまり普及していないため Linux を狙ったウイルスを作成する人がいないという意見が一部にあります。また別の意見として、Linux は本質的により安全性が高く、ウイルスによって悪用される恐れのあるセキュリティ上の問題は迅速に修正されるためとも言われています。
いずれにしても、Linux に影響を及ぼすウイルスは非常に稀なため、現時点ではあまり心配する必要はありません。
確実に防御したい、Windows や Mac OS ユーザーとの間でやりとりするファイルのウイルスをチェックしたいなどの場合には、ウイルス除去ソフトウェアをインストールすることができます。ソフトウェアインストーラーをチェックインするか、利用できるアプリケーションがいくつかあるのでオンラインで検索してください。
※編注: Ubuntu で利用できるウイルス対策ソフトは、ClamTk や Sophos Antivirus for Linux などがあります。ClamTk は Ubuntu ソフトウェアを使用することで、簡単にインストールできます。