ファイルマネージャーの動作設定
ファイルを開くのにシングルクリックを使うかダブルクリックを使うか、実行可能なテキストファイルをどのように扱うか、またゴミ箱に関する動作についての設定を行うことができます。トップバーのファイル▼をクリックして設定を選択し、動作タブを開きます。
動作
- シングルクリックでアイテムを開く
- ダブルクリックでアイテムを開く
デフォルトでは、シングルクリックでファイルを選択し、ダブルクリックでファイルを開きます。代わりに、シングルクリックでファイルやフォルダーを開くようにもできます。シングルクリックモードでは、Ctrl キーを押しながらクリックすることで、1つ以上のファイルを選択できます。
実行可能なテキストファイル
実行可能なテキストファイルとは、実行できるプログラムを含んだファイルのことです。ファイルのアクセス権としてプログラムとして実行する権限が与えられている必要もあります。最もよく見られるものとしては、シェルスクリプトや、Python スクリプト、Perl スクリプトがあります。それぞれ拡張子は .sh、.py、.pl となります。
実行可能なテキストファイルを開く際にどうするかは、以下から選択できます。
実行する
内容を表示する
どうするか確認する
どうするか確認するが選択されている場合は、テキストファイルを実行するか表示するかを尋ねるダイアログが表示されます。
実行可能なテキストファイルはスクリプトと呼ばれます。~/.local/share/nautilus/scripts フォルダーにあるスクリプトは、ファイルマネージャーのコンテキストメニューのスクリプトサブメニューに表示されます。コンテキストメニューからスクリプトを実行すると、選択済みの全てのローカルファイルがパラメーターとしてスクリプトに渡されます。ファイルマネージャーからスクリプトを実行する方法は次の通りです。
対象のフォルダーまで移動します。
対象のファイルを選択します。
ファイルを右クリックしてコンテキストメニューを表示し、スクリプトメニューから実行するスクリプトを選択します。
FTP やウェブ上にあるリモートフォルダーで実行した場合は、スクリプトにパラメーターは渡されません。
ゴミ箱
- ゴミ箱を空にする前に確認する
このオプションはデフォルトで選択されています。ゴミ箱を空にする操作が行われると、確認メッセージが表示され、本当にゴミ箱を空にする/ファイルを削除するか尋ねられます。