ドライバーとはなんですか?

コンピューターの物理的な“部品”のことをデバイスと呼びます。デバイスは外部デバイスであればプリンターやモニター、内部デバイスであればグラフィックカードやオーディオカードのようなものを指します。

これらのデバイスをコンピューターで利用できるようにするには、どのようにデバイスと通信するかを知る必要があります。これをデバイスドライバーと呼ばれるソフトウェアが行います。

デバイスをコンピューターに接続した際、デバイスが動くように正しいドライバーをインストールしなければなりません。例えば、プリンターを接続しても正しいドライバーが利用できない場合、プリンターを使うことができません。通常は、デバイスのモデルごとに他のモデルと互換性のないドライバーを利用します。

※編注: 余談ですが、Ubuntu 18.04 は AirPrint に対応しているため、ドライバーが無い場合でもプリンター側が AirPrint に対応していればプリンターを使うことができます。

Linuxでは、多くのデバイスドライバーが標準でインストール済みのため、デバイスを接続すれば動作するでしょう。しかし、ドライバーは、手動でインストールしなければならないこともあれば、まったく利用できないこともあります。

さらに、いくつかのドライバーは不完全か、一部が機能しません。例えば、プリンターが両面印刷はできないが、その他は完璧に動作するかもしれません。