バックアップ方法

ファイルや設定の最も簡単なバックアップ方法は、バックアップ処理をバックアップアプリケーションに管理させることです。様々なバックアップアプリケーションが利用可能であり、例えば Déjà Dup などがあります。

使用するバックアップアプリケーションのヘルプの説明に従えば、バックアップ設定を行えるでしょう。データの復旧方法も同様です。

他の方法は、外付けハードドライブや、ネットワーク上の別のコンピューター、USB ドライブなどの安全な場所へファイルをコピーするというものです。通常、個人的なファイルや設定は、ユーザーのホームフォルダーにあります。したがってそこからファイルのコピーができます。

バックアップできるデータ量は、ストレージのサイズに制限されます。バックアップデバイスに空き領域があるなら、次の例外を除いて、ホームフォルダー全体をバックアップするに越したことはありません。

  • 他の場所にすでにバックアップ済みのファイル。例えば CD、DVD、その他のリムーバブルメディアなど。

  • 簡単に再作成できるファイル。例えば、あなたがプログラマーであれば、プログラムをコンパイルしてでき上がるファイルをバックアップする必要はありません。それよりも、オリジナルのソースファイルのバックアップを確実に行ったほうが良いでしょう。

  • ゴミ箱フォルダーのファイル。ゴミ箱フォルダーは、~/.local/share/Trash にあります。