バックアップの保存先

ファイルのバックアップコピーの保存先は、例えば外付けハードディスクなど、お使いのコンピューターとは別の場所にするとよいでしょう。そうすれば、コンピューターが壊れてしまっても、バックアップはそのまま無傷で残ります。最大限の安全性を考慮するなら、お使いのコンピューターと同じ建物でバックアップを保管しない方がよいでしょう。万が一火災や盗難に遭った場合、バックアップコピーを同じ場所で保管していると、コピーもろともデータを紛失してしまう恐れがあります。

適切なバックアップメディアを選択することも重要です。バックアップファイルを全て保存するのに十分なディスク容量のあるデバイスに保存する必要があります。

ローカルストレージおよびリモートストレージの選択肢

  • USB メモリ (小容量)

  • 内蔵ディスクドライブ (大容量)

  • 外付けハードディスク (一般に大容量)

  • ネットワーク接続ドライブ (大容量)

  • ファイルサーバー/バックアップサーバー (大容量)

  • 書き込み可能な CD または DVD (小/中容量)

  • オンラインバックアップサービス (例えば Amazon S3。容量は料金プラン次第)

この選択肢の中には、完全システムバックアップとも言われる、お使いのシステムの全ファイルをバックアップするのに十分な容量を持っているものもあります。